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2016.11.25 WELLNESS

バスタイムを上手に活用して、 ランニングの疲れをすっきりリセット!

バスタイムを上手に活用して、 ランニングの疲れをすっきりリセット!

ランニングには一生懸命、でも走った後はどうしていますか?これまでもストレッチマッサージがもたらす効果について紹介してきましたが、案外“ラン後のケア”には無頓着なランナーが多いもの。調査でも「特に何もしない」「とりあえずお風呂に入っておけば…」という声が多く聞かれました。ではなぜお風呂が良いのか、温まるならばシャワーでも良いのでは?今回は資生堂基盤研究センター所属の白土真紀研究員にラン後の「入浴」のメリットと正しい入浴法を伺いました。

浮力・水圧・温熱の3作用で疲労回復!
RUN後はシャワーより入浴を

そもそもなぜランニングの後お風呂に入ると疲れがとれるのでしょう?答えはズバリ「血行促進」。「運動によって筋肉に疲労物質がたまると血液循環が悪くなり筋肉が凝り固まってしまいます。入浴によって血行が促されると疲労物質は除去されやすくなります」(白土研究員)。ではシャワーだけでも血行促進に有効なのでしょうか。「疲労回復にはシャワーより入浴の方がオススメです。なぜならバスタブ入浴には特有の『浮力』『水圧』『温熱』という作用があるからです」。

【浮力】
バスタブのお湯の中で、身体は浮いた状態に。すると重力の影響がなくなって身体が軽くなり、筋肉が緩まりやすくなります。

【水圧】
全方位から受ける水圧が、疲れた筋肉にマッサージのような効果をもたらし、血液の循環がよくなります。

【温熱】
全身が末端までしっかり温まって毛細血管が広がり、血液の循環が促進されて疲労物質の除去が促されます。

「シャワーでも『温熱』『水圧』の作用が全くないわけではありませんが効果は小さく、『浮力』にいたってはシャワーでは得られません。入浴にはこの“3つの作用”が揃っているんです」(白土研究員)

浮力・水圧・温熱の3作用で疲労回復!RUN後はシャワーより入浴を

筋肉疲労の回復には、
ぬるめのお湯に10分〜20分がベスト

38〜40℃のぬるめのお湯を張ったバスタブに、10分〜20分程度を目安にリラックスして

では、筋肉疲労回復のための効果的な入浴法を紹介します。38〜40℃のぬるめのお湯を張ったバスタブに、10分〜20分程度を目安にリラックスしてつかりましょう。ぬるめのお湯は自律神経系の中でも副交感神経を優位にし、筋肉疲労の回復につながります。お湯の温度が高めだったり全身浴の場合は入浴時間を短めに、逆に温度が低めだったり半身浴をする場合は長めにするといいでしょう。もちろん、寒いと感じたりのぼせてしまったりしては逆効果。体調や外気の状況に応じて調整しましょう。

これだけは気をつけたい入浴時の注意

入浴の注意

さらに注意すべきポイントを白土研究員が教えてくれました。「お湯と水に交互に入浴する『交代浴』は自律神経を刺激し、血管の伸縮作用による血行促進が図れます。ただし、急激な温度差は心臓や筋肉の負担になることも……。体調と相談しながら行うのが鉄則です。またランニング後に筋肉の強い痛みを感じる時、捻挫や怪我をした時は入浴を控えましょう。まずは患部を冷やすことが重要です」(白土研究員)

ランニング後の正しい入浴法をマスターして、身体の疲労をリセットし、翌日も疲れ知らずのタフなランナーを目指しましょう!
(Photo By Thinkstock / Getty Images)

白土真紀
白土真紀

資生堂基盤研究センター所属研究員。日本体力医学会健康科学アドバイザー。
運動や栄養、リラクセーションなど、健康科学をもとにした美容ソフトの開発や、化粧が心身に及ぼす効果に関する研究を行っている。

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